・クドゥンオンボ・ダム(中部ジャワ):「水攻め」の中で暮らしを守る(浅田恒穂 写真/文)
・今号の型録
・無秩序をうむ「コンセンサス・ワールド」(武藤一羊)
中東問題の核心 パレスチナ
・一九九一年三月 占領地に生きる(長倉洋海)
・座談会 占領地住民が問う「援助」の質(長倉洋海+神田浩史+井上礼子)
・フラストレーションと緊張が覆う:バッサム・アブ・シャリフに聞く(井上礼子 解説)
・「ゲットー」化進むデェシュ難民キャンプ
・<本の世界から>萩原弘子『この胸の嵐 英国ブラック女性アーティストは語る』(現代企画室)を読む(富山妙子)
・<映像の世界から>E・クストリッツァ監督『ジプシーのとき』(ユーゴスラビア映画)を見る(大岡竜一)
・<世界の底流>フィリピンにピープルズ・パワーの再現か?/「第二の独立」を祝うハイチ/アイルランド共和国軍 イギリス本土に上陸/ブッシュの新世界秩序には新しいスター・ウォーズが(北沢洋子 構成)
・第三世界の首をしめるIMF・世銀(北沢洋子)
【特集】国際開発屋のフィリピン「列島改造」――カラバルソン計画の正体
・霞ヶ浦からラグナ湖へ:地域自立のネットワークをめざして(原田 泰)
・住民を追い出す港開発計画――バタンガス(藤本伸樹)
・気がついたら農地が工業用地に――ラグナ・カビテ(藤本伸樹)
・労働者たたき売りの輸出加工区――カビテ(藤本伸樹)
・カラバルソン計画はいらない:インタビュー アリステデス・サルミエント(藤本伸樹 聞き手/構成)
・住民不在の総合開発パッケージ(大橋成子)
・電気の代わりに公害がきた:カラカ石炭火力発電所(小島延夫)
・九〇年代韓国民衆運動の苦悩と希望(仁科健一)
・内戦下のエルサルバドール:女性人権活動家は語る(マリア・フリア・エルナンデス/狐崎知己 解説)
・湾岸戦争に関する市民の調査団派遣の呼びかけ
・読者解放区
・編集委員室から(加地永都子)