・今号の型録
・朝日なのか夕日なのか(武藤一羊)
・<開口一番>「諦めない」のが私のモットー(チカップ美恵子/川口正一 聞き手)
・深まる矛盾と急速に進む内戦化:アキノ体制一年(フェリシアノ・V・カリニョ)
・民族解放と民主主義の達成をめざして:人民党指導者ホセ・マリア・シソンにきく(北沢洋子 聞き手/解説)
・停戦協定の得失:人民党指導者ホセ・マリア・シソンにきく(井上礼子 聞き手)
・韓国レポート 隷属性を露わにした全斗煥政権(張 白山)
・写真報告 熱帯雨林は誰のもの?――サラワクに見る破壊の爪跡(松井やより)

民族的抹殺を拒否する東チモール人民
・ダ・コスタ・ロペス司教にきく(編集部 解説/ジーン・イングリス 聞き手/門馬俊光 訳)
・ミミ・フェレイラさんにきく(ミミ・フェレイラ/初瀬菜摘 訳)

・独裁を揺るがす台湾民衆パワー / 資料 台湾民衆運動の現状(マーク・コーエン/台湾の民主運動を考える会 資料提供/大岡竜一 訳)
Guardinan Dec.31, 1986より
・<世界の底流>ピンク・スリップの吹雪舞う米国自動車産業/新たな報道弾圧を加えるボタ政権/「化学工場のチェルノブイリ」と化すライン河/ガンデサの丘に再び集う市民戦争戦士/SDIを拒否する米国科学者たち/ゼネストに揺れるデュバリエ後一年のハイチ(北沢洋子 構成)
・<本の世界から>森 詠 著『ナグネの海峡』(徳間書店)を読む(山鹿順子)
・<映像の世界から>L・プエンソ監督『オフィシャル・ストーリー』(アルゼンチン映画)を見る(大岡竜一)

【特集】国際化・国粋化と民衆連帯
・国際化・国粋化と民衆連帯:アジア太平洋資料センター第三回総会報告(浜戸 謙)
・空洞化時代に筋金入りの国際連帯運動を(宮中俊幸)
・はばたけ海燕!(山崎俊二)
・資料 アジア太平洋資料センター第三回総会への運営委員会の問題提起
・国際化・国粋化と民衆連帯――問題提起(武藤一羊)
・八〇年代後半の多国籍企業の戦略をあばく(北沢洋子)
・日本社会の動揺――多国籍企業化と労働(剣持一巳)
・日韓経済関係の新時代(木元茂夫)
・ODAからボランティア活動まで――帝国主義的援助・国際交流の批判(村井吉敬)
・天皇制再浮上の意味――国内再編とわれわれのたたかい(菅 孝行)

・<東西南北>噴出する民主化要求―上海学生運動―(土屋武夫)
・読者解放区
・編集後記
・編集委員室から(加地永都子)