・今号の型録
・世界から・1984年・夏 強いアメリカとの同盟(武藤一羊)
・現地報告 ボイコット闘争――燃え上るフィリピン(大橋成子+遠藤洋一)
・ストに立上ったバターン輸出加工区の労働者(田原正子)

【特集】激動のブラジル――債務危機と民主化の波
・ブラジルの指標
・債務危機で露呈された支配の構造
・ラテンアメリカに民主主義の風穴をあける(ロナルド・H・チルコーテ/加地永都子 訳)
Monthly Review, February 1984より
・ブラジル議会で気をはくインディオ――マリオ・ジュルーナ下院議員(笠間 望 訳)
Native Peoples’ News, Spring 1984
・1000億ドルの重圧の下で(ダニエル・ベルマン/大岡竜一 訳)
Multinational Monitor, Feb, 1984より
・誰が儲け、誰が損しているのか(テオトニオ・ドス・サントス/大岡竜一 訳)
Cuadernos del Tercer Mundo, Oct./Nov, 1983より
・返済猶予は主権の行使である(セルソ・フルタード/M・W・デカストロ 聞き手/大岡竜一 訳)
Cuadernos del Tercer Mundo, Oct./Nov, 1983より
・大規模開発投資に集中する日本の対ブラジル進出(北沢洋子)
・TIE報告 ブラジル労働運動の新しい潮流――生産点で闘う多国籍企業労働者(笠間 望 訳)
TIE Report 17 “Brazil”より
・20世紀ブラジルの歩み(大岡竜一)

・<世界の底流>サッチャーに挑戦状つきつける英炭鉱労働者/イタリア労働総同盟 全国デモで分裂の危機に/ドイツ金属労働者 週三五時間要求で団結/ミッテランの産業再編を追いつめるロレーヌの労働者(北沢洋子 構成)
・BOOK GUIDE 本の世界から(有光 健 構成)
・スリランカーータミール人虐殺の背景(井上礼子 訳)
・米労働運動の再生は可能か――「危機の経済」下の試行(ジェレミー・ブレッヒャー/森谷文昭 訳)
Monthly Review, March 1984より
・<東西南北>たたかう韓国カトリック教会との出会い(山田経三)
・〈資料〉『民主労働』創刊号より 労働者たちの目と耳と口になるために(方【舎庸】石/服部ゆかの 訳)
・読者解放区
・編集後記
・編集委員室から(有光 健)