G8サミットと経済危機についての国連総会

2009年7月22日  1.ラクイラのG8サミット  7月8~10日の3日間、イタリアのラクイラでG8サミットが開かれた。ラクイラは今年はじめから4月にかけて、震度3~5の地震に襲われた。ベルルスコーニ首相がこのような土地でG8サミット開催を決めたことについて、内外のマスメディアは批判的であった。 ラクイラのG8サミットは、経済危機についての国連総会と、京都議定書の期限切れにともなって新しいグローバル協定を作成するという2つの国連会議に挟まれた形になった。 またG8サミットは、ブッシュ時代の米国が組織した「メジャー経済フォーラム(MEF)」と重なってしまった。しかし、これも2007年のバリ島で…

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